- この場所のこと -
3,000m級の山々が連なる北アルプスの麓、信州安曇野にある池田町は標高550m以上の高地に位置し、ハーブの本場ヨーロッパに気候が似ていることから当時まだ珍しかったハーブを特産品にするために、30年以上前から町をあげてハーブの栽培に取り組んできました。

そんなハーブが身近に根付いている自然豊かなこの地で、私たちはハーブ苗やハーブティーを作り、みなさまにお届けしています。

- ハーブ栽培のこと -
ハーブ栽培は苗おこしから始まります。
種をまいたり、挿し木をしたり・・・
一から育てたハーブ達はとても生命力が強く、農薬や化学肥料を使わなくても、畑でたくましく育ってくれています。
栽培しているのはカモミールやレモングラス、ローズマリーなど全部で15種類ほど。
そのほかにも、近隣の安曇野や乗鞍高原で生産者さんに栽培をお願いして作っていただいているハーブもあります。

- ハーブの収穫時期のこと -
朝晩が冷える安曇野では、ハーブの収穫が始まるのは5月中旬頃から。
一番最初に収穫できるのはカモミールやコーンフラワーなどのお花のハーブたち。
6月は次々と見ごろを迎える3種類のラベンダー。
最盛期の7~8月はミントやレモンバームなどの宿根草のハーブたち。
10月にレモングラスやローゼルなどの南国のハーブの収穫が終わると、安曇野の冬はもうすぐそこまで来ています。

- ハーブの加工のこと その1 -
ハーブがいちばん香り高くなる午前中に収穫して
安曇野の水で丁寧に洗ったら
低温乾燥機でゆっくり乾かしていきます。
ぱりぱりに乾いたら、葉を枝からはずしていき
そうしてやっとハーブティーとして使える形になっていきます。

大量生産はできないけれど、
それが良さだとも思っています。

- ハーブの加工のこと その2 -
ティーバッグタイプのハーブティーのほとんどはひとつひとつ手で詰めています。
なのでハーブの形が崩れず、それぞれのハーブの姿がしっかりと見えるのが当店のハーブティーの特徴です。

お花のハーブやドライフルーツを使っているハーブティーは見た目が華やかです。

レモンバームやミントなど葉っぱだけのハーブティーも緑の濃淡や葉の形が違うので、また違ったかわいらしさがあります。

- ハーブティーのこと その1-
当店のハーブティーは香料や甘味料などの添加物は一切使用していないため、ハーブそのものの味や香りが感じられます。

もちろん着色料も不使用です。ですがハーブだけでこんなにも素敵な色あいになります。

ブレンドによって配分は様々ですが、どのブレンドにも必ず国産のハーブを使用しています。

そして、ノンカフェインなので日常のどんなシーンにも合わせて飲んでいただけます。

- ハーブティーのこと その2-
市販のハーブティーは細かく粉砕しているものが多いので、味がしっかりと出てきますが
当店のハーブティーは葉をくずさないようにふんわりとブレンドしているので、味もふんわりと出てきます。

「いつでも、ハーブ」をコンセプトに、日々の生活に寄り添ったハーブティー作りを心がけていますので、
あまりハーブティーを飲まない方や苦手な方にも飲みやすいのではないかなと思います。